2020-GD1f

合同作品紹介

マスクおっけー、なんくるないさー(合同制作)

TITLE「沖縄の顔」

THEME「まくとぅそーけ、なんくるないさー」

CONCEPT「シーサーと共に戦おう!」


マスクおっけー、なんくるないさー(解説)


〈 テーマについて 〉
 
うちなーんちゅには「なんくるないさー」という言葉が身近にあり、とても楽観的なイメージや無責任さを感じたりしますが、元々は「まくとぅそーけ、なんくるないさー」という言葉からきており、「正しい行動をしていればいつか良い日が来るよ」という意味を持っているのです。
 
私たちは、このうちなーんちゅ の精神・言葉が、今沖縄でも問題になっている「コロナと共存していかなければならない」これからの私たちの生活について、助言にもなっているではと考えました。

自粛が続く中、ステイホームやオンライン飲み会など、行動が制限されるというストレスから、第一派よりも自粛をする人が減ってきている状況です。「何でも自粛しなければならない」と考えてしまうから後々苦しくなり、自粛を怠ってしまったりするのではないでしょうか。もちろん、外の空気を吸うことも大事であり、旅行やドライブもたまには楽しんで良いと思います。
 
ですが、私たちが伝えたいのは「まくとぅそーけ」があっての「なんくるないさー」だという事です。一人一人がソーシャルディスタンスをしっかり守り、マスクも着用し、会食も人数を減らして行う事をしっかり心がけた上で楽しんでいれば、「コロナ」に対してこれからも前向きに進むことができるのではないでしょうか。
 
この、やるべき事をやりつつ楽しむ、「まくとぅそーけ、なんくるないさー」精神が、昔から伝えられた沖縄の強みであり、顔だと考えました。


〈 作品ビジュアルについて 〉

この作品は「モザイクアート」といい、数百枚の写真を並べ、一つの写真を作り出しています。近くに寄ってみると一つ一つの写真がよく見え、遠くからみると一枚の写真に見えるかと思います。私たちは、このモザイクアートで、「一人一人のまくとぅそーけが、なんくるないさーを作る」という事を表現しました。
 
沖縄でみられるコロナ対策の様子は、一つ一つが大切な対策であり、その行動があってこそ、なんくるないさーと笑える私たちがいるという事。その精神こそ沖縄の顔である事を、この作品に込め、制作しました。


グラフィックデザイン科1年 グループ名:ぽんぽこ探検隊

M.A.(宜野湾高校出身) M.A.(宜野湾高校出身)
R.S.(宜野湾高校出身) R.S.(宜野湾高校出身)
S.N.(美来工科高校出身) S.N.(美来工科高校出身)
M.M.(球陽高校出身) M.M.(球陽高校出身)
S.W.(嘉手納高校出身) S.W.(嘉手納高校出身)

///GS

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